人気ブログランキング | 話題のタグを見る

炉開きのお菓子

先月に引き続き、
今月もお休みしようと思っていた拙宅のお茶のお稽古。
師匠の所へは12月から伺うつもりだったので、
拙宅では準備というかお試しでお稽古をしました。
何しろ正座から手をつかずに立てるかが
復帰の基準だったのだけど、実はまだちょっと覚束ない(-_-;)
それでもそろそろ復帰したくなってきた。
炉開きのお菓子_e0366006_19252658.jpg
拙宅の狭小坪庭でも、まだ実は青い万両、黄色い実の千両、
赤い実のヤブコウジと南天、と色づいてきた。
ツワブキの黄色い花はまだだけど、万作の葉は黄色くなった。

拙宅のお稽古も、11月は炉開きの月だからそれなりにしたいと思う。
炉開きでは風炉から炉に代わるから、お道具もいろいろ炉仕様となっている。
でも一番の楽しみはお道具よりもお菓子です。←あくまで私の場合です💦

私のお茶の流派でよく使われる炉開きのお菓子は
「猪子餅」と「粟ぜんざい」。
炉開きのお菓子_e0366006_18504150.jpg
猪子餅は、
小豆の皮を練りこんだ牛皮が猪の子と同じ色合いだから
名付けられたらしい。中は漉し餡です。仙太郎製。

粟ぜんざい。
炉開きのお菓子_e0366006_18540040.jpg
お菓子なのですが、黒文字一本では食べにくいので、
もう一本、木の枝が付きます。
(いつも、割りばしを使っています)

炉開きのお菓子_e0366006_18562062.jpg
粟ぜんざいはどちらかといえば、
丸めてはいないけど粟おはぎという感じ。
私はもち粟ともち米を半々で炊いています。
粟のプチプチ感が残って美味しいと思っています。

器は松に鷹の絵。
母の実家から伝わった持ってきた菓子器です。
なんて懐石膳の煮物碗かもしれないけれど、
私は菓子器として使っています。
お料理を出さずにお菓子だけで行うお茶事もあり、
その時にはこんな器に主菓子を盛ります。

久しぶりのお稽古は、
窓を開けて換気をし、お点前中もマスクをして、
お菓子やお茶をいただく時だけ、マスクを外します。
今日は寒かったけど、来月はどうなのかしら?

たった1年前のお稽古が、遠い昔のことに感じられたわ。











Commented by gallery-asaba at 2020-12-01 15:00
再度リレーにご参加下さいまして、ありがとうございます。
順調に復活されて、本当に良かったですね。
やはりお庭があると、趣があって良いですね。
猪子餅、初めて拝見しました。
意匠が素敵な松に鷹の椀もなずな手のお皿も、素敵ですね。
凛とした空気が伝わってくる様です。
↓いいな、いいな、小春さんとデートされたのですね。
お料理がとっても美味しそうです!
Commented by Grace-K52 at 2020-12-01 18:56
浅羽さん コメントありがとうございます。

11月最後の自宅稽古でしたので、もう炉開きには遅めだったのですが、
お菓子店でも猪子餅は11月いっぱいまでの季節限定ということだったのでご紹介しました。
味は普通ですw

昔初めて粟ぜんざいを作った時、もち粟ではなく鳥の餌の粟を使って大失敗しました💦
そんなレベルなのでお味には自信がなく、器で炉開きっぽく演出しました。笑

ああ、早く浅羽さんとデートしたいです。💕
東京へのお出ましをお待ちしています。
by Grace-K52 | 2020-11-29 19:43 | 趣味の世界 | Comments(2)

思い出作りの私的覚書あれこれ


by Grace
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31