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鬼灯と疫病退散

ヨガ仲間のIちゃんが、
再開となった和菓子教室での成果を届けてくださった。

鬼灯。
鬼灯と疫病退散_e0366006_14080889.jpg
色づき始めた、まだ青い鬼灯が清々しい。
今の時期は青梅かなと思っていたから、めずらしいわ。
黄身餡を求肥で包んだ、程よい甘さの生菓子。
ちゃんと鬼灯の形になってます。

もう1種のお菓子は最中。
鬼灯と疫病退散_e0366006_14123396.jpg
小さなネコとカエルの皮に自分で餡をつめました。
この餡作りがお勉強だったのね。

そういえば、この季節ならではのものが近所の氏神様から送られてきた。
鬼灯と疫病退散_e0366006_14364749.jpg
まさに今、必要なのはコレよね。

八幡神社では毎年6月末に「夏越大祓祭」が行われる。
12月の「年越大祓祭」とセットでこちらは夏バージョン。
人形代(ひとがた)、車形代(くるまがた)という形代に罪穢れを移して、
祓っていただく神事がある。
鬼灯と疫病退散_e0366006_14270299.jpg
この人形代に名前と生年月日を書き、身体をなでて息を3回吹きかける。
車形代にも車名、登録番号を書いて車をなでるのだそう👀(驚)
取り合えず、人形代のみ用意して、お祓いをお願いすることにした。
コロナ禍で、祭典は距離を保ち参列し、本殿の神事参加はナシ。
茅の輪くぐりはOKらしいので、散歩がてら持っていこう。

ところで、防護服はもちろんマスクも作れない私にも、
やっと出来ることがありました。
鬼灯と疫病退散_e0366006_14522761.jpg
普段、微々たる支援をしている「国境なき医師団」から、
寄付金のお願いが……。
遅ればせながら、微々たる寄付をいたしました。
👏だけよりは良いかなぁ💦


















神社から送られたチラシに大祓について書かれていたので、
ちょっと紹介しておきます。

大祓は『形代(かたしろ・人の形をした紙)』に知らぬ間に生じた心身の罪や穢れを移し、
これを祓い、海河に流し清める神事で、
清浄で明るい生活が営めるように願いを込めて
6月と12月に行われる。

『祓』の習俗の起源は古く
「イザナギの尊がアハギ原で穢れを祓った」
と神話に登場している。
6月の大祓は古来より『夏越の祓』『夏祓』と称し、夕刻に行った。
「風そよぐ奈良の小川の夕暮れは禊ぞ夏のしるしなりけり」
これは平安朝の大祓の情景です。
新古今集や一茶の句にも、この大祓を詠んだものがあります。


Commented by koharu50 at 2020-06-15 16:38
こんにちは。
美味しそうな和菓子ですね。これを作るお友達もすごい!

厄払いって子供の頃から実家でやらされてました。確か12月だけだったかと。名前を人型に書いて息を三回吹きかけるの、懐かしく思い出しました。
車の厄払いもあるのね。初めて見ました。
Commented by Grace-K52 at 2020-06-16 07:09
お早うございます。
和菓子教室では12個作るんですって。ご主人が単身赴任でひとり暮らしなので、お裾分けしてくれます。なかなか美味しいのですよ。

お札も形代も、送られてきたのは今年が初めて。コロナのせいね。
私は夏越しの祓は知っていたけど、年越しの祓でも形代を使うと知らなかったです。
神社での車の厄払いは知っていたけど、形代は初めて見ました。
日本の昔ながらの習俗って、なぜか安心するわ。笑
Commented by maria-12 at 2020-06-16 13:34
こんにちは。

ケーキ作りをする人は多いですが、和菓子を作る人は少ないですね。
鬼灯の和菓子、見事な出来栄えですね。
食べてしまうのがもったいないぐらい。

Graceさんの人脈は多種多様なかたがたですね。
お人柄のよさがお友達を呼ぶのですね。

夏のお祓い。
珍しいですね。
Commented by Grace-K52 at 2020-06-16 19:56
mariaさん コメントありがとうございます。

和菓子はカタチの面白さが好きです。
でも実は、餡子はちょっと苦手なの。
ケーキは計測がめんどくさくて、和菓子は不器用なので才能なし。
昔、和菓子屋さんのお教室に行き、実感しました。

ずぼらな私は周りの方がたのお陰で一人前にやってます。💦

by Grace-K52 | 2020-06-15 15:01 | さりげない日々 | Comments(4)

思い出作りの私的覚書あれこれ


by Grace
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